日本とスリランカの大学の共同プロジェクト1日目
先日、スリランカのキャンディにあるペラデニア大学と共同で
とある大学がSDG'sを基にした環境教育プロジェクトを
開始しようとしているとのことでそのベースライン調査へ来ていました。
そのプロジェクトはキャンディの一部地域へ環境教育活動を行うという内容のもので
現在、SDG’sの活動として採用されたら補助金を受け取ることもできるんだとか^^*
とっても興味のある内容だったので、ぜひぜひ成功して欲しいです。
キャンディでは、本当に優秀な環境教育の取り組みを行なっています。
また、役所の人たちも休みを返上で働いたりとかなり忙しく働いており...
ゆったりした国でこんなに一生懸命に働く市役所があることに感心してしまいます。
それには、市役所の廃棄物担当の所長が大きく影響している様子です。
私も今回、改めて彼と話す機会がありましたが....
本当に何にでも積極的に取り組む姿勢に驚かされました。
ではでは、本題に入っていきたいと思います。
1日目は、クルネーガラへの視察へ^^*
クルネーガラ市役所の職員や市内の学校教員と会議を行いました。
そこで、実際のスリランカの環境教育の実態やこれからしたいことなどを
ヒアリングを行いました。
また、大学院生の方のお話の中で...気候変動の教材研究の一環として
SIESTAというアーティストの協力し作成したアニメーションを
使いながら日本の教材について紹介をされました。
とっても興味津々に見ている様子^^*
この教材は、私たちの生き方を考えることを大切にしているそうで...
私たちの暮らしとは何か?豊かさとは何か?ということを考えるために作られたそうです。
1つの答えを教えるのではなく、
その時に感じたことや考える内容が大切だということなんだとか。
思わずほっこりしてしまいましたが...
大学の授業でこんな作品が作れたら楽しそうですよね^^
私もいつか、授業で使って見たいな*
先生がたへ学校での取り組みとして工夫していることを聞くと...
「ゴミ箱を複数儲けている」
「ポイ捨てなどの注意をする」
などが上がっている一方で...
「ゴミを家に持ち帰らせる」と言っている学校があったことにおどろきました。
学校でのゴミの量が減ったとのことで、子供たちは家で捨てていると自負していました。
学校全体としてゴミ問題について取り組むにあたり、
専用の袋を配って家へ持ち帰らせるという方針をとったのだとか。
その努力や姿勢は素晴らしいと思ったのですが...
学校で教育することの意義は何かと問いたくなってしまいました。
これから、環境教育を学校で行うことの必要性を伝えていくことが
大切だと改めて感じたのでした。
また、やって欲しいことの多くに
「日本の仕組みを知りたい」
「日本のゴミはどうしてるのか」
「日本ではどんな教育をしているのか」
「なぜ、日本はあんなに綺麗なのか」
と日本に興味津々の様子でした。
以前から思っていましたが、スリランカの人々にとって日本というと
「綺麗な国」「清潔な国」というイメージが定着している様子。
だからこそ、1960年代の日本の写真にはみんな驚愕します。
この会議で色々な話を聞くことができ、今後の参考になりました^^*
クルネーガラではなく、キャンディへ行ってしまうのがなんだか寂しいですが...
いつか、大学のプロジェクトがクルネーガラにも来れたらいいなと思ったのでした^^*
次は、キャンディの視察の様子を書こうとおもます^^*
日本とスリランカの大学の共同プロジェクト 2日目https://srilanka.localinfo.jp/posts/4004578
現在、JICAの青年海外協力隊ボランティアとしてスリランカで
環境教育隊員として活動をしています^^*
元学校教員のため、教育や授業をすることが大好きです◎
JICAの青年海外協力隊の活動の他にも
スリランカでの生活などなど書いていますので、
よかったら他の記事も読んでみてください^^
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