日本とスリランカの大学の共同プロジェクト 2日目
前回の記事に引き続き...
日本とスリランカの大学の共同プロジェクト 1日目https://srilanka.localinfo.jp/posts/4004377
日本とスリランカの大学共同のプロジェクトを実施するためのベースライン調査へ
日本の大学院生と教授がスリランカへきてくれました*
この日も、ご一緒させてもらえることになり、キャンディへ行きました*
前回の記事に書いた通り、キャンディ市役所の廃棄物担当の所長にあって話を聞くことができました。
今までの記事にもあるように、ポスターコンテストや環境についての劇の発表会、
地域への啓発活動コンポストの普及活動などなど多くの取り組みがあります。
また、以前までJICAの青年海外協力隊員が2代ここで派遣されていました。
本当に話を聞いているだけでとても楽しかったです。
最後に、住民に一番伝えたいメッセージは何?と質問した時に
「ゴミは、ゴミではなく資源だということが大切であり、人々の思考を変える必要がある」
と話していた姿が印象的でした。
スリランカの人からこういった言葉を聞けるととても嬉しいです。
実際、キャンディには、ゴミを持ち込んで販売できる場所や
プラスティックをリサイクルするための施設などが作られています。
その内容を一部ご紹介します。
以前ブログでもあげていますが...
Second Life のお店へ行ってきました。
ここは、アップサイクルのお店になっており、
いらなくなったものを綺麗にアレンジしたり作り変えて販売をしています。
また、ここへ来るとその手芸方法を教えてもらえるので小さなお小遣い稼ぎもできるというのです^^*
ここで講師をされている女性は、以前、脳梗塞で倒れたことがあり自身も生死をさかのぼったそう。
それ以来、ゴミを生き返らせるアップサイクルに集中して仕事をするようになったんだとか。
彼女は話の中でこう語っていました。
「Second Lifeは私の生き方に通じており、
いらなくなったものを生き返らせる作業をしていると心も落ち着く、
私以外の人々にとっても有意義なのではないか」
本当に素敵なストーリですよね^^*
今後も応援して行きたいと思います。
次に、プラスティックスレークを作っている作業所へ行って行きました。
ここでは、色別に分けたそれぞれのプラスティックでフレークを作成しています。
綺麗に分けられてあり、驚いてしまいました。
しかし、現状はまだまだ難しい問題をはらんでいるんだとか...
正確にそれぞれの種類のプラスティックに分別することが難しく、
できた製品が使い物にならない可能性があると...専門家の方は話していました。
しかし、作業員は「見て触ったらわかるからきちんと分けれられていて大丈夫だよ」
と話しているのでした。
リサイクルがスリランカで行われるようになったらいいなとは思うものの
まだまだ、そのほかの問題が山積みのため時間がかかりそうだなと思ってしまいました。
今回、同行させてもらって研究や論文を作ることの難しさと面白さを感じたのでした。
私もいつか大きなプロジェクトに関わりたいなと思います。
今回のベースライン調査で出た結果が、良い資料となりますように*
現在、JICAの青年海外協力隊ボランティアとしてスリランカで
環境教育隊員として活動をしています^^*
元学校教員のため、教育や授業をすることが大好きです◎
JICAの青年海外協力隊の活動の他にも
スリランカでの生活などなど書いていますので、
よかったら他の記事も読んでみてください^^
0コメント