ゴミの仕事に関わる人たちへのワークショップ@ラトゥナプラ
今回、 JICAの関係でスリランカのゴミ処理関係のプロジェクト事業をされている
企業の方とコラボすることができました*
専門家の方にお話を聞いてワークショップを作ることができたことは
本当に貴重な機会だったので嬉しかったです^^*
様々な国のゴミ関連のプロジェクトをされている方々なので、
伝えるべきポイントや環境問題において重要な問題点などを
聞くことができたのがとても良かったです。
また、スリランカの現状を写真付きで様々な資料の情報提供していただけたことも
大変にありがたかったです。
ただただ、感謝だったのですが、ワークショップを実際に行うのは私自身なので、
一生懸命内容を把握しパワーポイントの作成と授業づくりを開始しました。
今回のワークショップは、ゴミの仕事に従事している人を対象としたワークショップでした。
ゴミの仕事をしている人々は、毎日様々な課題を目の当たりにしています。
しかし、彼らはゴミについて学ぶ機会がないため、
その仕事の重要性やコンポストやリサイクルについての知識が乏しい状況でした。
そこで、コンポストの必要性や分別して資源にすることの必要性を伝え、
今後の仕事へ生かして行ってもらいたいという思いからこの活動が始まりました。
今回は、4日間で市役所でゴミ関連の業務に関わっている人々、最終処分場で働いでいる人、
トレクターでゴミの収集をしている人を対象にそれぞれに合わせたワークショップを行いました。
大体の4日間のスケジュールはこんな感じ^^*
1日目 市役所・保健所で勤務している方々へのワークショップ
2日目 最終処分場(ゴミ山)で働いている人たちへのワークショップ
3、4日目 ゴミ収集車で回収を行っている人たちへのワークショップ
今回のワークショップの様子を少しずつ紹介していきます♪
まずは、1日目市役所と保健所でのワークショップ*
ここでは、主に市役所の人たちの役割としてできることを考えてもらうワークを行いました。
色々なアイディアが出たことはとても嬉しかったです◎
次に2日目は、最終処分場でのワークショップ
ラトゥナプラは大自然と宝石で有名な場所ですが、
こんなに大きなゴミ山があることに驚きを隠せませんでした。
ここは、ダンピングサイトになっており、ここから崖に落としてゴミを管理しています。
働いているみなさんは、私の話を真剣に聞いてくれました。
また、問題点を聞くと仕事の大変さについての話が出る場面もありました。
彼らの働きやすい環境作りもとても大切だなと感じました。
ワークショップで、問題てや改善策を話し合いました。
文字が書ける人、そうでない人がいるためグループで話し合ってもらいました。
そして、3、4日目のドライバーへのワークショップ
ここでは、実際にゴミを家庭から運ぶドライバーさんたちには、
家庭に直接訴えかけることの大切さを支えながら話しました。
日本のゴミ収集の方法を見せると驚いた様子でした。
最終日には、一部を現地の働いている職員に話してもらうことができました。
私一人が作り上げるワークショップよりも現地の人々と深く関わっている人に
話してもらうことは非常に大きな意味があります。
4日間のワークショップを終えて思ったことは、
本当にゴミに関することをしっかりと学ぶ機会を提供することの大切さを感じました。
この問題の大変さを知っているからこそ、聞いている人たちの真剣さがすごかったです。
また、今回の内容は撮影をしていただけたので...
何かの形にまとまった時にでもシェアしたいと思います。
ラトゥナプラは遠いので、定期的に様子を見ることは難しいのですが、
1回だけのワークショップに終わらせずに定期的に関われたらいいなと思いました。
現在、JICAの青年海外協力隊ボランティアとしてスリランカで
環境教育隊員として活動をしています^^*
元学校教員のため、教育や授業をすることが大好きです◎
JICAの青年海外協力隊の活動の他にも
スリランカでの生活などなど書いていますので、
よかったら他の記事も読んでみてください^^
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